2018年5月15日火曜日

ガウディのエッセンス


家づくりカタログ “ いいかげん ”
これまでの住宅実例をまとめています。
この中より、まちなかの2事例を
vol.33 ロフトハウスストア研究会にて、ご紹介しました。

1つ目の「植物に囲まれながら子育てを楽しむ。」ご家族に続き、
2つ目のお住まいは「カサ・バトリョの理論を拝借。」

間口が約6mのまちなかの土地。
南北には、すでに隣接する建物がありました。
ここに、プライバシーを守りながら
明るさと解放感を得るには…?

その答えには…
たとえば、こんなアイデア(*^^*)

・光を採り入れるために、2.5m四方のコートを設けました。
 空から降り注ぐ光は、コートからお部屋へと導かれます。

・コートに面する外壁は、白く塗装。
 こうすることで、壁に反射した光は、より明るく室内へ。
 この壁は、屋根の高さまであり、
 隣地からの目線をカットする役割も担っています。

・1階の窓サイズは、2階より大きくしています。
 コート越しの光は、暗くなりがちな1階にもしっかりと届きます。

これらは、スペインの建築家ガウディが設計した、
集合住宅カサ・バトリョの考え方をアレンジ。
ここ徳島のまちなかで、個人住宅に大いに活かされました。

様々な条件のもとでの家づくり。
それぞれに仕掛けを、ぎゅっと!盛り込んでいます。

ちなみに、こちらのコート。
時に、ご家族のダイニングスペースにもなっているようです。
空の下でご飯かぁ。いいですね。


staff nami

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LOFT HOUSE STORE は
3つの研究会を通じてこれからの暮らし方を提案します

ちいさな家と まちなか生活
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